Ritual in african music / contemporary music
ガーナの儀礼で用いられる木琴「コギリ」。鍵盤の下についている共鳴胴(ひょうたん)で増幅された音は長い残響をともない、不思議な浮遊感を生み出します。この「コギリ」という名は「葬式の木琴」を意味し、精霊と通信する力を持つと言われていますが、それが可能なのは、そこで生まれる「音楽」が特別な力を持つからこそ。そうした“特別な力”にフォーカスし、演奏家の内在するエネルギーを解放することで異次元の世界と繋がろうとする試みは、民俗祭礼のみならずアートという意識的な行為においても同様に行われてきました。それはまた、「音楽=儀式」というフォームを用いて人の感覚をひらくこと、とも言い換えられるかもしれません。hyb. n°2では、コギリ奏者とサックス奏者をゲストに迎え、「音楽」と「儀式」にまつわる複数の視点からパフォーマンスを行います。
hybrid(混血、異種交配の), hybridism(雑種性), hybridization(交配)… かつて「他者」であった者同士が出会い、受容もしくは拒否しながら各要素の交配(hybridization)がすすんでいくなかで、独自の言語を拡張していくことを試みるプロセス=場=「hyb.」。2009年より、現代音楽を主フィールドとしたイベント・プロジェクトとして始動。hyb. n°1 では、「記譜」にフォーカスし、ジャワのガムラン・アンサンブルwasabiをゲストに迎えレクチャー・ワークショップを開催。
1950 東京中野区生まれ。
2000 ガーナにてアフリカン・ザイロフォン奏者カクラバ・ロビに師事。入門儀礼を受ける。
2009 10年修行の末、アフリカ木琴奏者としてインプロヴィゼーション活動をはじめる。
サックス奏者、作曲家。現在、シンガポールのラサール芸術大学(LASALLE College of the Arts)にてコンテンポラリー・ミュージック科の主任講師を務める。ビクトリア芸術大学(メルボルン)ジャズ科卒。ジャズ、現代音楽、即興音楽など枠に捕われない活動は多岐にわたり、世界を牽引する音楽家、ダンサーや彫刻家らとのコラボレーションを多数行う。ELISION ensembleメンバー。自身のフリー・ジャズ・グループTim ODwyer Trioでオーストラリア全域、東アジア、ヨーロッパにてツアー、録音を行っている。今年のモントルー・ジャズ・フェスティバルに同トリオで出演予定。
作曲家、ピアニスト。東京芸術大学修士課程修了、ハダースフィールド大学院在籍。Liza Lim, Aaron Cassidy に師事。近年は、パフォーマーの内部状態(inner status)と形として現れる音楽(outer figure)の関係に興味をもち、特に‘間’という日本特有の概念/美学に焦点をあて、ELISION ensembleメンバーを中心とした演奏家との共同作業により作品制作を行っている。作品は日本とイギリスのフェスティバル、コンサートで演奏されている。イギリス在住。
café olimpico
東京都港区元麻布2-11-6
Tel: 03-6427-1490 | Web: olimpico.jp
[ 東京メトロ南北線・麻布十番駅4番出口より徒歩7分 ]
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[ 会場への行き方 ]
地下鉄麻布十番駅(南北線・大江戸線)4番出口を出て、Wendy's と Tully's Coffee の間の通り(麻布十番通り)をまっすぐ進みます。
二つ目の信号(左手角に Think Bee というお店があります)を、横断歩道を渡ってから左折、一つ目の小さな交差点(角に Max Game というお店があります)を右折します。
左にカーブしていく細道を、道なりに数分進みます。
三叉路につきあたったところ、ななめ左手にある白い建物の1Fが会場カフェ・オリンピコです。(駅から徒歩10分程度です。)